東京〜徳島フェリーの料金・予約完全ガイド|個室と2等の選び方【2026】

寝台区画の2段ベッド

こんにちは。海を見るためにPC持って仕事しながら旅する、なぎこです。

「東京から徳島までフェリーだと、いくらかかるんだろう?」「個室と相部屋、どっちがおすすめ?」——調べ始めると、あちこちに情報があって迷いますよね。

本記事では、東京〜徳島フェリーの料金・割引・客室の選び方・予約のコツを、東京発の便に3回乗った体験と実費つきでまとめました。私は海を見ることが目的の一人旅なので、客室選びもその視点で書いています。ぜひ参考にしてください。

目次

1. 東京〜徳島フェリーの料金一覧【2026年最新】

東京〜徳島フェリーの運賃は、一番安いのが2等洋室(相部屋)で片道14,960円です。個室を使う場合は、この2等運賃に「個室使用料」を足す仕組みになっています。

WEB事前決済割引(大人990円引き)を使った料金。(1)参照。

※2026年7〜9月期の料金です。運賃は改定されることも考えられるため、最新はオーシャン東九フェリー公式サイトでご確認ください。

(1)客室タイプ別の運賃表

東京〜徳島間のフェリーは、オーシャン東九フェリーが運航しています。基本の旅客運賃は次のとおりです。

区分 片道運賃(2等洋室代込み)
大人:中学生以上 14,960円
小人:小学生 7,480円
学割(学生証の提示必要) 12,760円

※未就学児は、添い寝なら大人1名につき1名まで運賃がかかりません。

この表の額から、WEB事前決済割引(大人990円引き)を使えばさらに安くできます!(使い方は4章へ)

「フェリー=格安」のイメージより高いと感じた方もいるかもしれませんね。ただし約18時間の乗船には、寝床と大浴場(追加料金なし)が含まれています。宿1泊分+交通費と考えると印象が変わってきます。

(2)個室の料金の仕組み——「2等運賃+個室使用料」

個室の料金表示は個室単体の料金ではないことに注意が必要です。

「1人分の2等運賃」に「部屋ごとの個室使用料」を足して計算します。

個室タイプ 個室使用料(1室あたり)
2名個室 10,010円
4名個室 11,990円
Withペットルーム 14,960円

たとえば2名個室を1人で使うなら、14,960円+10,010円=24,970円です。

2人で使えば使用料を折半できるので、1人あたりの負担はぐっと下がります。計算式にすると(14,960円×2人+10,010円)÷2人=1人あたり19,965円です。

2等洋室(相部屋)はこんな感じの2段ベッド
ベッドの広さが一人分のスペースです

(3)車・バイク・自転車・ペットの追加料金

車両を載せる場合は、車両航送運賃がかかります。3m未満で27,940円、6m未満で46,090円という長さ別の料金で、ドライバー1名分の2等運賃が含まれています。

計算のイメージはこうです。

ケース1:一人旅+車

2等でよければ車両運賃のみでOK(車両運賃は2等運賃込みのため)

ケース2:二人旅+車+2名個室

車両運賃+同乗者1名の2等運賃14,960円(ドライバー分は車両運賃に含まれる)+個室使用料10,010円

車の長さは車検証で確認しておきましょう。予約時に車両情報を伝えておけば乗船時の車検証提示は不要ですが、無人航送の場合や予約時から車両が変わった場合は確認があります(公式FAQより)。

ペットは同伴乗船が可能です。例えば犬の場合、年度内1回の狂犬病予防接種が条件になっているので、証明書の準備を忘れないようにしましょう。

ペットルームエリアもある

2. 東京から徳島まで何時間?新幹線・飛行機との料金比較

フェリーの所要時間は約18時間です。
19:00に東京港を出て、翌13:20に徳島港へ着くダイヤになっています。

ちなみに私が乗ったときは定刻より少し早く着き、13時過ぎには下船できました。多分、風向きなんかでも変わるのだと思います。

「フェリーと新幹線、どっちが安いの?」という疑問には、主要4手段の比較でお答えします。

(1)フェリー vs 新幹線 vs 飛行機 vs 夜行バス比較表

4手段の片道料金と所要時間を一覧にしました。

手段 片道の目安 所要時間の目安
フェリー(2等) 14,960円 約18時間
飛行機(羽田→徳島) 11,000〜13,000円 約1時間15分
夜行バス 6,700円〜(2026年8月から9,900円〜) 約8〜9.5時間
新幹線+高速バス 約2万円 約6時間

※2026年7月時点の調査値です。飛行機・バスは時期や予約タイミングで大きく変動し、飛行機は比較サイトによって最安の表示に幅があります。

「安さ」だけならフェリーは勝てません。 セール時の飛行機はフェリーより安いことすらあります。

詳しい比較と使い分けは東京から徳島への行き方比較の記事にまとめています。

(2)フェリーが向いている人・向かない人

私がフェリーを選ぶ目的は、フェリーで海を楽しむことです。
私はフェリーが大好きだけど、向いていない人にとっては苦痛かも(笑)。

次のような人は、フェリーが向いているのでは?と思います。

  • 船内で寝て、起きたら四国に着いていてほしい人
  • 海を眺める時間そのものを楽しみたい人
  • 宿代と移動費をまとめたい人

また、次のような人は、フェリーが向かないかもしれません。

3. 徳島行きフェリーの客室タイプの選び方——2等洋室と個室どっち?

一人旅で「海を見ること」が目的なら、2等洋室で足りるというのが私の実感。
でも、お友だちやグループでワイワイしたい、相部屋はなんとなく心配なら、個室が安心。

(1)2等洋室(相部屋)のリアルな快適さ

2等洋室は、カーテンで仕切られた2段ベッドの相部屋です。私は3回とも2等洋室(女性専用)に乗りました。

「フェリーの相部屋=雑魚寝」を想像する方もいるかもしれませんが、この2等洋室はカーテン付きの2段ベッドで、雑魚寝ではありません。

寝台区画の2段ベッド
上下2段のベッド。カーテンを閉めれば人の目も気になりません。

ベッドごとにカーテン・荷物棚・読書灯・コンセントが付いています。コンセントは65Wの充電器も問題なく使えたので、スマホもPCも枕元で充電できました。

3回目の乗船(2026年9月)では初めての上段ベッドで、階段を登り切ると天井に頭がぶつかる高さ。上段になった方は、階段を上るときに少し注意です。

ベッド脇の読書灯とUSBポート(3回目・どうご)
2等洋室。頭上に電灯と電源がある。ACプラグは持参。
女性専用の相部屋が2部屋ある。
平日利用ならいつも空いていたが、繁忙期は早めの予約が安心かも。

なおタオル・歯ブラシなどのアメニティは備え付けではなく、有料販売です(アメニティ自販機と案内所で買えます。フェイスタオルと歯ブラシのセットで300円)。
ドライヤーは大浴場の脱衣所にあります。寝巻・浴衣の用意もないので、着替えは持参しましょう。

なお2等洋室に窓はなく、海は共有スペースや甲板から見る形になります(個室なら窓つき)。

そして女性の一人旅で気になる相部屋事情ですが、相部屋には女性専用の「二等洋室(女性部屋)」が二部屋あり、WEB予約の客室選択画面で選べます。 部屋の扉には「婦人専用室 Room for women only/男性の入室はお断りします」の表示板が付いています。カーテンを閉めれば自分だけの空間になり、それなりに人がいても、私は3回とも不安を感じる場面はありませんでした。

ちなみに、初回(2025年11月)は8人部屋に1人、2回目(2026年3月)は3人、3回目(2026年9月)は5人でした。同室に複数人宿泊する際、ベッドの割り当てはできるだけ隣り合わせにならないよう配慮されているように感じました。

船内の雰囲気は乗船記で詳しく書いています。

(2)個室の種類と設備——相部屋なし・全室オーシャンビュー

個室は2名用と4名用があり、1人で予約しても他の人と相部屋になることはありません。 貸し切りです。

しかもこの2タイプは、どちらも全室オーシャンビュー(窓つき)です。プライバシー重視の方や、家族・グループでの利用なら個室が安心ですね。

(3)目的別おすすめ——海を見ていたい人は個室不要かも

海をゆっくり見ていたい人は、相部屋(2等洋室)で十分では?と感じています。

私の場合、寝るとき以外、船にいる時間のほとんどを甲板と共有スペースで過ごしました。個室らしき家族連れの方も、けっこう共有スペースで過ごしていました。海は部屋で見るより、外で見るほうがずっと近いんです。

ただ、窓つき個室の「朝起きたら海」は、正直かなり捨て難い魅力ではありますが…。

メインの共有スペース「オーシャンプラザ」
大浴場近くにも共有スペースあり
窓から海が見える展望ラウンジ
船の先頭にある共有スペース。奥の奥にあるせいか、いつ行っても貸し切り状態!
目的 おすすめ
安く行きたい 2等洋室
海を見たい 2等洋室で足りる(見るのは甲板・共有スペース)
船内で仕事したい 2等洋室+共有スペース(→記事3)
プライバシー最優先・家族連れ 個室(貸し切り・窓つき)

4. 割引制度まとめ——どれを使えばいい?

オーシャン東九フェリーの割引は4種類です。
誰でも使える基本の割引は「WEB事前決済割引」なので、まずこれを押さえましょう。

割引 内容・条件
WEB事前決済割引 一律で大人990円・小人550円・乗用車2,090円引き。乗船前日までにカード決済。往復割・学割と併用不可
往復割引 復路が10%引き。往路乗船日から2ヶ月以内の復路のみ。個室使用料・一部車両は対象外
学生割引 学割運賃12,760円(2等洋室のみ。車両運賃は対象外)
障がい者割引 50%引き

私は、本当は往復したいけど、そこまでの時間が取れないので帰りは新幹線…。往復フェリーなら、海を倍楽しめる上に新幹線より安いんですけどね。

(1)WEB事前決済割引の注意点——使い損ねないよう注意!

割引額は区間・繁忙期にかかわらず一律で、大人990円引き(小人550円・乗用車2,090円)です。

2等洋室なら14,960円→13,970円になる計算ですね。予約時に「WEB予約決済割引プラン(N割)」を選び、乗船前日までにカード決済すれば適用されます。

じつは2回目の乗船(2026年3月)では、この割引を使い損ねてしまいました。フェリー旅の目的が甲板から海を見ることだったので、天気予報をギリギリまで見てから予約しようとしたら——決済期限の「前日まで」を過ぎていて、当日予約は通常価格。 期限を過ぎると割引は無効になります。。残念。

どうせ乗るならベストコンディションの天気で!とは思いますが、割引を取るなら前日までに予約・決済です。

3回目の2026年9月はこの反省を活かして、バッチリ割引で購入!

3回目(2026年9月)の乗船券。券種は「二等洋室大人N割」で、合計13,970円
3回目(2026年9月)の乗船券。券種は「二等洋室大人N割」で、合計13,970円

ちなみに、事前決済したあとにキャンセルした場合は、カードの与信枠が解除されるだけで請求は発生しません(公式サイトの案内より)。先に決済しても損はしない仕組みです。

(2)株主優待・格安チケットはある?

「オーシャン東九フェリー 株主優待」で検索する方もいるようです。ただ、私が公式サイトを確認した範囲では、株主優待や金券ショップで買えるような格安チケットは見当たりませんでした。

素直にWEB事前決済割引を使うのが確実かも。

5. 【実録】実際にかかった総額を公開

2回目(2026年3月)に乗ったときの実費を公開!

以下は東京駅から徳島港に着くまでの金額目安です。

項目 実費・目安
乗船券(2等洋室) 14,520円(WEB事前決済割引なら990円引き)
東京駅→フェリーターミナルのバス 400円
船内の飲食(自販機利用時の目安) 500〜1,500円程度/1食
合計の目安 約15,400〜16,400円

※乗船券14,520円は2026年3月時点の料金期の通常価格です。現在の14,960円(7〜9月期)とは期が異なります。

※3回目の乗船(2026年9月)は、7〜9月期の運賃14,960円にWEB事前決済割引(990円引き)を使って13,970円でした。3月とは料金期が違うので、2枚の差額=割引額ではありません。

船内はレストランがなく自販機のみで、メニューは1品150〜700円ほど。見落としがちなのは、港までの交通費と食事代ですね。 持ち込みでさらに節約もできます(詳しくは船内の食事ガイドへ)。

港までのバスの行き方は東京港フェリーターミナルの記事で紹介しています。
ちなみに帰りは高速バス+新幹線(東京駅着)で戻りました。実費は徳島→新神戸3,600円+新幹線15,290円です。

6. 予約方法と満席対策——取れない時のコツ

予約は乗船する場所により、次のようになっています。

  • 東京・新門司発 → 乗船日の1か月前の同日より受付開始
  • 徳島港発 → 乗船日の1か月前の同日の「1日前」より受付開始

WEB予約の新規受付は乗船2日前の23:59まで、事前決済割引の決済期限は前日の23:59です。
東京発は19:00出航の便が基本ですが、休航日もあります。乗りたい日の運航は公式の運航スケジュールで確認しましょう。

(1)WEB予約の手順

オーシャン東九フェリー公式WEB予約から、区間・日付・客室を選んで予約します。

客室選択の画面では「二等洋室(女性部屋)」も選べます。前日までにカード決済まで済ませるとWEB事前決済割引(大人990円引き)が適用されるので、予約と同時に決済まで終えてしまうのがおすすめです(私のように当日予約で割引を逃さないように…)。

ちなみに女性専用の2等洋室(相部屋)は2室です。
満室になった場合は、一般の2等洋室(男女相部屋)か、あいていれば個室(部屋代の追加必要)となります。特に、繁忙期に利用する場合、女性は早めに予約しましょう。

私が利用した時は、1回目は貸し切り状態。2回目は数人いました。3回目(2026年9月の平日)は5人。平日はそんな感じでした。

なおWEB受付が締め切られた後(前日・当日)は、電話での問い合わせになります。

(2)予約が取れない時のコツ——キャンセル待ち制度はない

繁忙期は満席で「予約が取れない」という声もあります。ここで知っておきたいのが、オーシャン東九フェリーにはキャンセル待ち制度がないことです。

その代わり、キャンセルで空いた席は予約サイトの空席表示に自動で反映される仕組みです。つまり狙っている日が満席でも、予約サイトをこまめに見に行けば、キャンセル分を拾えるチャンスがあります。

大型連休や週末の便は埋まりやすいようなので、この方法はとくに連休前に覚えておきたいところですね。

(3)キャンセル・変更のルール

キャンセル料は電話・WEB予約とも現在は無料です。ただしWEBでキャンセルできるのは乗船日の前日まで。当日のキャンセルは電話(ナビダイヤル0570-055-048/平日10:00〜15:00)になります。

もうひとつ知っておきたいのは、予約内容そのものは変更できないことです。日付や便を変えたいときは、いったんキャンセルして予約を取り直します。

船室の指定(どの部屋になるか)は、WEB予約なら乗船2日前まで。当日や乗船後でも、空席があれば部屋の変更はできます(船内での支払いは現金のみです)。

7. よくある質問

予約前によく検索されている疑問を、一問一答でまとめました。

(1)ペットと一緒に乗れますか?

A. Withペットルーム(個室使用料14,960円)で同伴乗船できます。

犬の予防接種などの条件は1章(3)をご覧ください。
注意したいのは、航海中はペットを客室の外に出せないことです。リードをつけて廊下を歩く、といったことはできません。Withペットルームでなくても、船内には預かり用のペットケージも12個あります。案内所の営業時間内なら様子を見に行けます。

(2)子供の運賃はいくらですか?

A. 小人運賃は7,480円で、大人のちょうど半額です。

大人は中学生以上、小人は小学生です(予約画面の区分)。添い寝の未就学児は大人1名につき1名まで運賃不要です。

(3)予約なしで当日乗船できますか?

A. 当日空席があれば乗船できます。

ただし当日券の買い方(窓口販売の有無)は公式に明記がないため、当日に乗りたい場合はまず電話で空席を確認するのが確実です。満席のリスクを考えると、早めに押さえるのがいちばんです。

(4)お風呂や食事はありますか?

A. 追加料金なしで入れる大浴場があり、食事は船内に自販機がたくさんあります。持ち込みもOK。

私が乗った船では、女湯入口に24時間営業の掲示がありました。自販機の全メニューと持ち込みのコツは船内の食事・設備ガイドで紹介しています。

(5)船内でWi-Fiや電波は使えますか?

A. 2026年4月から有料の船内Wi-Fiが使えるようになりました。ただしエリアは限られます。また、PCでは使えません。ちなみに外洋に出ると携帯電波はほぼ圏外です。

公式の案内によると、つながるのは各船のオーシャンプラザ付近だけで、一部の方を除いて有料です(24時間1,500円・auは無料)。3回目の乗船時(2026年9月)に実際に買って試したところ、スマホでは快適でしたが、Windows PCではつなげませんでした。PCで仕事をするつもりの方は要注意です。使い方や電波の届く範囲は船内で仕事してみた体験記に書いています。携帯電波は陸が近いときには届きましたが、安定はしませんでした。携帯電波が切れる時刻の実測データは船内で仕事してみた体験記で公開しているので参考にしてください。

(6)揺れや船酔いは大丈夫ですか?

A. 私は3回乗ってどれも気になりませんでしたが、感じ方には個人差があります。

実際の揺れの体感や、保健師視点の酔い止めの飲み方・対策は乗船記にまとめています。

8. まとめ——目的別・客室と予約の最適解

東京〜徳島フェリーの料金は2等洋室14,960円、個室は「2等運賃+使用料」方式です。安く行くならWEB事前決済割引(990円引き・前日までに決済)+2等洋室。

そして、予定が決まっていて確実に乗るなら1ヶ月前の予約開始日に予約する、が基本の最適解です。

(海目的の一人旅なら天気によるだろうから、繁忙期は難しい…)

目的おすすめの選び方
安さ重視2等洋室+WEB事前決済割引
海を見たい2等洋室で足りる(見るのは甲板と共有スペース)
仕事をしたい2等洋室+共有スペース(→記事3)
プライバシー・家族個室(貸し切り・2名/4名個室は窓つき)

予約はオーシャン東九フェリー公式WEB予約から。18時間の船旅そのものの様子は、オーシャン東九フェリー乗船記でたっぷり書いています。

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この記事を書いた人

海を見るためにPC持って仕事しながら旅する、なぎこです。40代の個人事業主(SEOライター)。保健師・助産師・看護師と整体師の資格を持ち、旅の健康・セルフケアは専門職の視点で書いています。

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