こんにちは。海を見るためにPC持って仕事しながら旅する、なぎこです。
「オーシャン東九フェリーにレストランはあるの?」「18時間の船旅、食事はどうすればいい?」「自販機のメニューや料金は?」——オーシャン東九フェリーに乗る前、このあたりが気になりますよね。
本記事では、東京〜徳島を約18時間で結ぶオーシャン東九フェリーの食事事情を、3回乗った実体験と写真でまとめました。自販機メニューと価格、持ち込みのコツ、電子レンジや案内所など船内設備の使い方までご紹介!2026年9月の3回目は「持ち込みゼロ」で乗ってみたので、その結果と、買って帰ったお土産の実食も追記しました。
1. オーシャン東九フェリーの食事は自販機が基本!——レストランはない
オーシャン東九フェリーにレストラン・食堂はありません。 食事の選択肢は「船内自販機」か「持ち込み」の2つです。
案内所でお土産やグッズの販売はありますが、食事として使えるものではありません(営業時間も限られています。詳しくは6章で)。
でも、心配はいりません。船内には食べ物の自販機がずらりと並んでいて、24時間いつでも買えます。うどんもパスタもおつまみもお酒も揃っていて、まるで海上の居酒屋のような品揃え✨
次章で写真付きで紹介していきますね。
2. 自販機の主なメニューと価格【実食レビューつき】
自販機は冷凍食品・レトルト・パン・お菓子・お酒まで、なんと10台以上!価格は1品150〜700円くらいです。
※価格は乗船時(2026年3月)の実見と公式メニュー表に基づきます。変更されている可能性があります。カップヌードルは2026年9月の乗船時には270円に上がっていました(下の表は9月の価格に更新しています)。
(1)食べ物メニューと価格の目安
まずは食べ物系から。ジャンルごとの価格帯はこのとおりです。
| ジャンル | 例 | 価格の目安 |
|---|---|---|
| カップ麺 | カップヌードルなど | 270円 |
| 冷凍うどん・そば | ちくわ天うどん、かき揚げそば | 550円 |
| 冷凍パスタ | ピエトロの生パスタなど | 550〜850円 |
| 冷凍ごはん・おかず | サムゲタンなど | 700円 |
| パン | 菓子パン類 | 150円前後 |
| サンドイッチ系 | カツサンド | 550円 |
丼ものやホルモン系の冷凍自販機もありました。麺類だけで自販機2台ぶんの充実ぶりです。
ロックアイスまである…!!
ロックアイス(600g・300円)のほかにカップ入りの氷(200円)もあるので、持参のドリップコーヒーをアイスコーヒーにもできますね。


(2)ドリンク・お酒
飲み物の自販機は複数あり、お茶や水のほかビール(180〜360円)などのお酒、アイス(200円)、お菓子やナッツのおつまみ自販機まであります。夜の海を眺めながらの一杯もできてしまいますね。
おつまみ・乾き物は1袋200〜390円ほどでした。






(3)アイス・おやつ・軽食





ちなみに大浴場近くのアメニティ自販機には酔い止めドロップ(600円)も入っていました。船酔いが心配な方は、乗船記の揺れ・船酔い対策もどうぞ。
(4)【重要】支払いは現金のみ——両替機はある
船内の自販機はすべて現金のみで、電子マネーやカードは使えません。
千円札を小銭にできる両替機は船内にあります。とはいえ乗船前に、千円札や小銭を多めに用意しておくのが安心です。

3. どこで食べる?——電子レンジ・お湯・おすすめ食事スポット
買った冷凍食品や持ち込んだ食べ物は、「オーシャンプラザ」と呼ばれる共有スペースの電子レンジで温められます。 この船でいちばん広いフリースペースで、窓際のカウンター席もここです。 レンジはA〜Dの複数台があり、カップ麺用の給湯器もここにあります。
無料の給茶機もあって嬉しい!ほうじ茶・煎茶が飲めるので、持ち込んだおにぎりとの相性も抜群!


(1)窓から海が見える席で食べる
共有スペースには窓に面したカウンター席があり、テーブルと仕切り板つきです。海を眺めながらの食事ができます。
船の右側か左側かで、陸地(日本列島)が見える側と、どこまでも続く外洋が見える側に分かれます。景色もお好みでどうぞ。

(2)甲板ごはんという贅沢
天気がよければ、おにぎりを持って甲板ごはんがおすすめ!360度の太平洋を眺めながらの朝ごはんは、このフェリーのいちばんの贅沢だと思っています。
ちなみに風が強いのでおにぎり・パン以外はおすすめしません。吹っ飛びます(笑)。

私は、出航直後にパンとおにぎりをポケットに入れて甲板に出て、夜景を楽しみながら夕飯にしました。3月の夜は30分で体が冷えたので、防寒だけはしっかりしていきましょう(甲板の楽しみ方は甲板ガイドでたっぷり書いています)。
4. 持ち込みか船内調達か——3回乗って出した結論
持ち込みはもちろんOKです。18時間×2〜3食をどう組み立てるか考えるのも、乗船準備のお楽しみ。
ただ、3回乗ってみて思ったのは、持ち込みを増やしすぎないほうが快適かもと感じました。理由は次の3つ。
- 2等洋室には冷蔵庫がないため、おにぎりなどの要冷蔵品は早めに食べないといけない(個室は未確認)
- 持ち込んだ食べ物は船内で食べ切らないと、下船後に荷物になる
- 船内自販機価格は、コンビニとそれほど差がない
食べるタイミングに追われるくらいなら、多少高くても船内で買うほうが気楽で楽しい——というのが今の結論です。
(1)どこで買う?実測の価格比較
持ち込むなら、東京駅(東京港フェリーターミナル行きバスの起点)を出る前に買っておくのが確実です。
東京港フェリーターミナルに着いてしまうと、売店はなくカップヌードルの自販機があるだけです。周辺のお店は未確認ですが、まず港の敷地が広いので徒歩で買い物に出るのは大変そう。
ターミナルの自販機と船内自販機、コンビニの比較は次の通り。
| 買う場所 | 品揃えと価格 |
|---|---|
| ターミナルの自販機 | カップヌードル200円のみ。飲み物は船内とほぼ同額 |
| 船内の自販機 | カップヌードル270円。ただし種類は圧倒的に豊富 |
| 乗船前のコンビニ等 | 自由に選べて確実。おにぎり・パンはここで |
もしカップヌードルを食べる予定ならターミナルで買うと70円お得です。

(2)私が持ち込んだ食べ物リスト
私は東京駅でバスに乗る前に、コンビニでパンとおにぎり、カップ麺を買って持ち込みました。
おにぎりは船内の自販機では見かけなかったので、食べたい方は持ち込むといいかもしれません。(ライスバーガー、助六、キンパは冷凍自販機にありました)

- おにぎり・パンなどの主食(手で食べられるものが甲板ごはんに便利)
- カップラーメン類
- 飲み物1〜2本(船内でも買えるので最小限でOK)
- 自販機での買い物用の現金(千円札+小銭)
ちなみに、割りばしはオーシャンプラザ(共有スペース)にありましたが、自販機で購入した人用だったかもしれません。食べたあとのゴミ用に袋を1枚入れておくと、さらに安心ですね。
(3)2回目に持っていって大正解だったもの
1回目に「持ってくればよかった!」といちばん思ったのが、ドリップ式のコーヒーです。
船内で買えるコーヒーは、缶・ペットボトル・お湯を注ぐインスタントタイプのみ。
私は断然ドリップ派なので、2回目に持ち込んだら満足度が跳ね上がりました。給湯器は自由に使えるので、海を見ながらドリップコーヒー、最高です。次も絶対持っていきます。
(4)3回目、持ち込みゼロで乗ってみた(2026年9月追記)
1回目は普通に持ち込み、2回目はドリップコーヒーを足して大正解。では持ち込みをやめたらどうなるのか——3回目(2026年9月・どうご)は食べ物の持ち込みをゼロにして乗ってみました。持って行ったのはドリップコーヒーのパックだけです。
乗船前の腹ごしらえは、東京駅の東京ラーメンストリートで喜多方ラーメン「はせ川」の醤油らーめん(1,000円)。荷物に食べ物がないと、こうして「フラッと食べる」ができます。
船内で食べたものはこちら。すべてオーシャンプラザの温食自販機で買った冷凍品です。
- 夕食: 五目ご飯と鶏と野菜の黒酢あん 750円。「美味しかったけど‥足りない笑」
- 朝食: アップルパイ 200円+持参のドリップコーヒー
- 朝食第二弾(7:00): ライスバーガー牛カルビ 450円。助六寿司やキンパもあったけれど、冷凍タイプなので「熱々の海苔巻きはちょっとね」と思ってこちらに。甘辛くて、ご飯の表面はちゃんとお焦げ感もある。ペロリと完食
- 昼食(11:00): ピエトロの「絶望スパゲティ」(オイルサーディンと野菜のペペロンチーノ)850円。鰯がゴロゴロ。思ったよりボリュームがあって、味はかなりしっかりめ
- お茶2本 各160円
船内での飲食は合計2,570円でした。
冷凍品のパッケージには「必ずこの面を上にしてレンジで加熱」「凍ったままお皿を開封せずに」の注意書きがあります。チンしたあとは、レンジ脇にある紙皿に自分で盛り付けます。




美味しいし楽しいしで、気がつけば食べ続けていました。(下船後に徳島駅でさらにうどんも食べた…)
5. 大浴場・シャワーは24時間OK!——海の見える風呂の楽しみ方
オーシャン東九フェリーには大浴場とシャワールームがあり、どちらも追加料金なしで24時間使えます(荒天時は閉鎖あり)。大浴場には大きな窓があるので、海を見ながら入るなら翌朝から徳島到着までの時間帯がおすすめです。
タオル・歯ブラシは備え付けではなく有料販売(アメニティ自販機・案内所)なので、持参が安心です。リンスインシャンプーとボディソープは備え付けのものがありました。ドライヤーもあります。
浴室の設備・アメニティ・混み具合・コインランドリーなど、お風呂まわりの詳細は別記事の風呂ガイドにまとめました。
6. その他の船内設備——案内所・Wi-Fi・電波・甲板
設備まわりで知っておきたいことをまとめます。

(1)案内所(船内の売店)——営業時間に注意

船内には案内所があり、オーシャン東九フェリーの公式グッズ(オリジナルタオル1,000円、Tシャツ2,980円など)や各県のお土産を販売しています。バスタオルもここで買えます。
2026年9月の「どうご」では、なると金時の芋きんつば(3個入650円)や塩きんつば(3個入650円)、ご当地カレーフェアのレトルトカレー、O.T.Fロゴのグッズが並んでいました。
また、東京土産にもなるお菓子もありました!


ただし終日開いているわけではありません。 東京発の便では、出航後〜22時、翌朝8時〜9時30分、11時30分〜15時30分、18時〜21時30分が営業時間です(到着30分前から開錠)。船内放送や掲示でも案内されます。
(2)Wi-Fi・電波はどこまで使える?
2026年4月1日から、有料の船内Wi-Fi「au Starlink フェリーWi-Fi」が始まりました。

ただし使えるのは各船のオーシャンプラザ付近のみで、客室や甲板は対象外です。料金は24時間1,500円、auユーザー(と専用プラン契約のUQ・povo等)は無料。さらにスマホ・タブレット専用で、PCやテザリングでは使えません。速度は最大220Mbpsです。2026年9月の乗船で実際に買って試したところ、Windows PCではやっぱり繋がりませんでした(スマホは快適)。


届く範囲はオーシャンプラザとその周辺(隣のリラクゼーションスペース、脇の屋根付き甲板)まで。船首側のフォワードロビーや屋上の甲板、女性部屋の奥は圏外でした。携帯電波のほうは、公式サイトに「航海中は沖合に出ると電波がつながりません」と明記されています。
私が乗ったのはWi-Fi開始前の2026年3月ですが、外洋に出ると携帯電波はほぼ圏外でした(陸地が近いときはたまに入ります)。仕事で使う予定の方は、オフライン前提で準備しておきましょう。電波が切れる時刻の実測データと、オフラインでの仕事術は船内で仕事してみた体験記で公開しています。有料Wi-Fiの速度や電波の届き方の実測も、同じ記事にまとめています。
(4)ランドリー・ロッカー・キッズルームなど
長旅や家族連れに役立つ設備もひと通り揃っています。
- コインランドリーあり(潮でべたついた服も洗えます)
- 小型ロッカーは無料。別に有料のコインロッカーもあり
- キッズルーム(子連れの味方)
- お風呂に隣接したリラクゼーションスペース(リクライニングシート+テレビ)
- 座って化粧ができるパウダールーム
- ゲームコーナー・多目的トイレあり
- 喫煙は喫煙室で(2か所)







(5)甲板・展望デッキ——開放時間は「不定」

甲板は自由に出られますが、開放時間は決まっていないようで、日によって違いました(1回目=2025年11月は朝6:00、2回目=2026年3月は朝6:48、3回目=2026年9月は朝6:00開放)。夜間は立入禁止になります(22時台に閉鎖されると思われます。雨だった9月は21時40分にはもう閉まっていました)。
9月は出航直後の19:27に「強風の為、展望デッキには出られません」の掲示も出ていました。雨や風の日の甲板がどうなるかは甲板ガイドに書いています。
船上からの日の出の楽しみ方や甲板の楽しみ方は甲板ガイドで詳しく書いています。
7. よくある質問
乗船前によく検索されている疑問をまとめました。
(1)食事の持ち込みはできますか?
A. できます。
持ち込み+自販機の組み合わせが、このフェリーの基本スタイルです。レストラン等はありません。
(2)船内でお湯や電子レンジは使えますか?
A. 共有スペースの電子レンジ(A〜Dの複数台)とカップ麺用の給湯器が無料で使えます。
深夜でも使えるので、自販機の冷凍食品を夜食にするのもアリですよ。
(3)現金はいくら持っていけばいいですか?
A. 自販機はすべて現金のみなので、千円札と小銭で2,000〜3,000円分あると安心だと思います。
船内に千円→小銭の両替機はあります。食事をすべて自販機に頼る場合は1食550〜700円が目安です。実際に持ち込みゼロで乗った2026年9月は、1泊2日の船内での飲食が合計2,570円でした(内訳は4章(4))。
(4)お風呂は何時まで入れますか?
A. 24時間入れます(荒天時は閉鎖あり)。追加料金もかかりません。
海が見える時間帯やアメニティの詳細は、別記事の風呂ガイドをどうぞ。
(5)Wi-Fiはありますか?
A. 2026年4月から、有料の船内Wi-Fi(オーシャンプラザ付近のみ。24時間1500円)が始まりました。スマホ・タブレット専用で、PCでは繋がりません。携帯電波は外洋ではほぼ圏外です。
航海中も沖合に出ると携帯電波はつながりません。仕事で使う予定なら、オフラインで進められる準備をしていきましょう。
8. まとめ——乗る前の準備チェックリスト
オーシャン東九フェリーの食事は「自販機か持ち込み」です。現金・主食・着替え・タオルの4点を押さえれば、18時間の船上生活は快適に過ごせます。
出発前のチェックリストはこちら。
- [ ] おにぎり・パンなどの主食(乗船前に購入。持ち込みすぎには注意)
- [ ] 現金2,000〜3,000円(千円札+小銭)
- [ ] タオル・歯ブラシ・着替え(甲板で過ごすなら着替えは多めに)
- [ ] 季節に応じた防寒具(甲板ごはん・夜の散歩用)
- [ ] ドリップコーヒー(コーヒー党におすすめ)

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